研修報告

2016年8月4日21:07:00

8月1日と2日にかけて、東京町田市と葛飾区へ視察研修でした。大内庁舎跡地に図書館の建設の話が進んでいることで、面積ともよく似た図書館であることで。葛飾区へは全国で初めての空き家対策で行政代執行を行った町。

1日は、町田市へ図書館について「鶴川駅前図書館」の視察を行いました。町田市には全部で8館の図書館がありますがその中で東かがわ市の計画とよく似た施設として研修。平成24年に1,190㎡の床面積で複合施設の中の一つとして建設された。蔵書は91,448冊で東かがわ市とよく似た蔵書でもあります。会館時間は曜日によって違いますが、遅い時で夜8時まで。職員は常勤5名と嘱託員12名で業務をこなしています。嘱託員は司書を持っている方を採用とのことでした。利用者については、人口規模も10倍以上ではありますが年間に約55万人の貸出冊数も55万冊で1日の利用は1800人余りが利用しています。児童図書は2万冊あまりあります。

図書セルフで予約・貸出・返却ができるシステムで行っています。

 

 

 

 

2日目は葛飾区の空き家対策として、初めての行政代執行を行ったことで、今後も東かがわ市もあるかもわからない事での研修をしました。葛飾区も住民らの情報において問題のある建物が300弱とのことで、勧告も数棟・命令2棟でその中の1棟を危険であることから行政代執行したとのことでした。費用については建物面積約33㎡で185万円かかったとのことで、現在費用は請求中とのことでした。国の法律が平成26年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」できたことで、区としては上位法を基に区空家対策協議会条例を平成27年に施行して、協議を重ねて事を進めているとのことでした。問題は、所有者の取り壊し経費が掛かるのと更地にすることで固定資産税の6倍になることでなかなか進まないとのことでした。執行したことで住民からも問い合わせがあり説明を十分にしているとのことでした。

5日は、総務建設経済常任委員会が「道の駅を含めた地域活性化に資する情報発信方法について」 の閉会中の調査事件があります。