会派研修報告

2017年7月25日21:35:38

会派での研修に島根県海士町と鳥取県琴浦町に視察研修をしてきました。境港から3時間余りフェリーで海士町へ午後からと翌日の午前研修をしました。21日は琴浦町で認知症予防対策について研修を午前行い帰路に着きました。

海士町19日人口約7000人が2300人まで減少し40.3%の高齢化率になってきたことによる、「ないものはない~離島からの挑戦」で交流促進課観光商工係長の出迎えと地産地商課長による説明で、「自立・挑戦・交流」になるまでの経緯経過の説明、平成13年度101億円の負債があり、現在は約85億まで下がっています。危機感を感じた町長等が平成14年度から、意識改革に乗り出し住民総合サービス株式会社の方針を出し、給与カットを町長から職員・議員・区長等も行い、そのカットのお金を具体的に見える施策に活かし、生きるために攻めの戦略の計画において実行部隊となる産業3課を「地産地商課」にして「地域資源を活かし、島の再生、島に雇用を増やす、外貨獲得」において第一弾で「さざえカレー」の商品化がヒット、「いわがき春香」など生産を、それには、島の助っ人の商品開発生やI・Uターンなどの人材が第三セクターにおいて、8企業体を立ち上げIターンなどの就業者制度を利用して取組成果が上がっている。「(有)隠岐潮風ファームは民間の農業参入で畜産農業特区認定事業費全体約2億円」、「(株)ふるさと海士CAS凍結センターは水産物の冷凍事業費約8億2千万円」、「(株)ふるさと海士 海士御塩司所の天然塩事業費約1億8千万円」、「海士いわがき生産(株)いわがき春香事業費7千万円」、「(株ふるさと海士 承久海道 キンニャモニャセンター他の拠点施設事業費7千万円)、「海士町漁業研修施設は海藻センター事業費3億780万円」、「農林水産物処理加工施設はなまこセンター事業費7千万円」、「水産加工体験交流施設は海の駅松島事業費約3千800万円」、「地域情報基盤施設はあまネット事業費8億935万円」、20日は、島前高校は平成20年に統合の危機に迫られ、全国から生徒の募集、平成28年度は180人なる。これまでにいくつも表彰され海外留学背も受け入れを、また国立大学などへの入学など成果が出ている。学習センターが学校と一体となり地域総がかりで「子育て島」「人づくりの島」のブランド化を図っている。島民はもちろん町の職員の取組の姿勢に感心させられました。また、地域活性隊で島に来た人たちは3年かの支援ではあるが、町の活性化に寄与していると感じた。

21日は鳥取県琴浦町において「認知症対策について」研修しました。17,890人の町で高齢化率34.7%、認知症対策は「認知症の偏見を取り除き、正しい理解を促す復旧啓発を行い、認知症高齢者が家族と地域で生活できることを支援」を目的としている。最初に予防教室をしている現地での取り組みを視察と共に脳トレ・体操等を見学させていただきました。地域等で行っている教室は町内の3事業所とともに協力し合いながら対策をしている。その後役所の中で事業の取組について説明を受けました。23事業を関係者に介護状態になる事をできるだけ防ぐ・悪化しないことにするよう取り組んでいる。ひらめきはつらつ教室では、大学の教授等が開発をした、「タッチパネルを使った頭の健康チェック」を行い検査の結果によって専門家の診察や医療機関への紹介を行い早い段階での対策をこうじている。私たちの市で行っていない、外出支援サービスは介護・認定を受けていない人で65歳以上の方については、回数については月6回(片道)を距離によって支援を社会福祉協議会が行っているなど、いくつかの事業が今後考えていかなければならないかなと思いました。