マイカーを使った支え合い

2020年11月8日17:06:00

昨日、福知山市へ研修に行ってきました。市内において地域交通について、現状進んでいない所ではありますが、先進地として講演会がったことで参加させていただきました。

京丹後市丹後町のNPO法人「気張る!ふるさと丹後町」専務理事の東恒好氏の「マイカーを使った支え合い交通の現状と展望」題して講演があり道路運送に基づく公共交通空白地有償運送に基づいて取り組んでいます。「要求する生活からみんなで創っていく生活へ」2016年からスマートフォンを使いウーバーで配車をしている(ライドシェア型公共交通として)。住民の移動や観光客の移動をサポート。1.5キロまで480円の以遠は岐路120円を加算としている(タクシーの料金の半額)午前8時から午後8時まで。自分の車で、保険についてはNPO団体保険。運転手は国へ登録(18名)。毎朝の対面点呼や健康チェックを行う。ドライブレコーダーを設置。警察との安全講習毎年おこなっている。今後の課題としてエリア外の運行・スマホを持っていない方に対しての対応が課題。

地域で取り組んでいる3団体の報告

有償運送および運転協力者養成講習会「NPO福知山BGM福祉サービス」として荒川浩司氏が福祉有償運送の現状を話してくれました。団体として8団体あり昨年は約20,600回運行。財源はタクシーの2/1の利用料と市から年間18万の補助金で頑張っているとの事。

三和地区の交通空白地有償運送で岡部成幸協議会事務局長から報告、地区内人口は3,167人で65歳以上1,460人。自家用車で取り組み料金はタクシーの2/1いないで運行。昨年度は月平均50人が利用。

成仁地区福祉推進協議会の福祉有償運送について、大野森志氏から「成仁お出かけセーフティネット」の発足、昨年の10月から福祉有償運送を取り組み始めた。利用者は21名で運転手は9名運行し始めて、自宅にこもりきりの人が利用し、地域のサロンに出かけるようになり、卓球や囲碁・将棋・麻雀のサロンにも来るようになったとの事です。病院や買物等にも利用しているとの事でした。

市建設交通部の交通課長補佐大西浩氏の福知山市の地域交通の取り組みについても話をしてくれました。市内には、民間バス会社3社、自主運行バス3地区(民間が運行していた)地域が行っている。市バス(委託している)。昨年度で全体の利用者数は約55万人。50万人が民間の利用。

地域交通に関して、国は改正を行い道路運送法の自家用自動車の使用や福祉有償運送などが緩やかな改正が行われるようになってきている。(タクシーの上限1/2以内が超えての対価も設定できる)等変わってきている。