2019年12月20日22:55:00
12月定例会が終わり、付託されていたもう一つの議案、一般会計補正予算第3号、私は予算審査特別委員会の委員長をしていることで、進行役に徹して進めてまいりました。議長を除く全議員で構成されていたことで、委員会において修正動議が提出され修正案が可決しました。それを除く予算については可決されました。1名の議員から修正の動議が提出され、賛同者1名によって、成立し、修正動議について説明を「趣旨に反対ではないが、対象者等また制度設計について納得できない、実施後問題が起きるとして、印刷費を可決すると来年度の予算において取り返しがつかなくなるる」説明があり、修正に質疑もなく、修正の賛成討論がなされ(きちんとした答弁がもらえていないし、なるほどの説明がなかった)来年の4月までには時間がある、早い時期に検討しなおして内容を詰めてほしいとしての締めくくりでした。本会議においても修正に対して賛成多数で可決されました。除いた予算については、全員での可決でした。
今回の否決された内容については、市長の選挙のマニフェストであった部分でありました。じっくり良い提案を希望です。議論のなかに良い政策も出てきていたと思います。
2019年12月20日22:30:00
今日、12月定例会において付託されていました、2議案について委員長報告の後、賛成と反対の討論が行われました。その結果「東かがわ市子ども・子育て応援金の支給に関する条例制定については、賛成少数(3名)で否決されました。私は、付託されていた民生文教常任委員会の委員であり2日かにかけて議論をしてきました。そうした中ではありましたが、委員会においても賛成少数で否決でした。
今回、委員会で反対討論をするタイミングを逃したことで(委員会で緊張気味でした。)、本会議でさせていただきました。反対の理由については全体の中での要約されたことで討論をしました。「東かがわ市は、これまで子育てについては、他の市町に劣らない支援制度に取り組んでおりますし、(支援事業52本)引く続き支援の充実は必要と考えております。条例制定について問題点がある。提案理由の説明と条例の内容に整合性がない初歩的な誤りがある。条例の目的は、定住化の促進とありますが、提案理由は、「経済支援」が目的であると市長は説明をしました。また、この制度だけでは、「定住化の成果を図ることは難しい」との事でした。目的が異なれば、期待される成果も異なってきます。子ども・子育て応援金は、応援金を支給することが主たる目的であり、条例の目的とする定住化等は、副次的な目的にしかない。さらに、生まれてくる子どもの順番によって金額に差をつけること、また、支給する金額についても合理性のある根拠が示されていいません。経済的な支援策として、1年間約8,500万円の投入を想定しています。私は、他の施策としてたとえば就学前までの保育料の無償化など比較検討がなされていない。恒久的な制度としての提案とするにも、財政的なリスクを顧みていない。ことにおいて反対討論を行いました。
委員会の議論の中でも申し上げましたが、東かがわ市の支援事業をしている中で、過去五年間の転出(418名)、転入(481名)と63名も増加しています。この年齢は0歳から12歳までであります。ありがたいことに事業をしてきての成果と話をしました。また、転出についての調査では、61%の世帯が転勤によるものであります。このようなことを考えると、私なりには、現金給付でなく、無駄のない無料にすることでないかと思います。働く場を考えていかなければなりません。それをすることにおいて転出も少なくなるかと思います。