2014年8月8日20:43:20
7日「議会のあり方について」課題討論会を行いました。コーディネーター役に横道清孝氏(政策研究大学院大学副学長)が、報告者は海老原功一氏(流山市議長)、川上文浩氏(可児市議長)、高橋健二氏(大津市前議長)の三人がそれぞれの議会の現状について報告があり、会場からの質問にも答える流れで行われました。流山市は議会改革が進んでいるしであり、これからは情報発信を行っていく、説明責任を果たしていく。議会改革の加速をしていく。議会ではスマートフォンによる電子採決を行い、開かれた議会を。また一般質問は一答一問方式を40分行っているが、一人が1時間から2時間かかるので短くすることも考えなければと思っているとのことです。
可児市は信頼される議会を目指して、20以上の2000人にアンケートを行い40.6%の回収率で、議会の関心度36.7%、議員の活動内容を知らない64.2%等厳しい回答を頂改革を進めていかなければならない。従前から行っていた子ども議会を高等学校に広げキャリア教育支援を行い議会を身近に・意見交換会が出来、「地域の再生・担い手・育成・高校の再生」を行うことで一体関係が出来ることなどを取り組んでいるとのことです。
大津市は通年議会を行い、大学との連携による政策提案等に取り組んでいる。大学は(龍谷・立命館・同志社)と行っている。活動実績として議員政治倫理条例制定・いじめ防止条例制定・議会BCP(業務継続計画)の策定を、今後は防災基本条例・議会基本条例等を予定しているとのことです。議会事務局職員については法に詳しい職員の充実を行っている。
2014年8月8日14:53:55
パネルディスカッションで、「分権改革20年と自治体議会のあり方」と題して行われました。コーディネーター役で牛山久仁彦氏(明治大学政治経済学部教授)、パネラーは、林 宜嗣(関西学院大学経済学部教授)・穂坂邦夫(元志木市市長)・土山希美枝(龍谷大学政策学部潤教授)・城本 勝(NHK解説副委員長)・則武宜弘氏(岡山市議会議長)で進められ、分権改革について、議会の役割、議会は変われているのかについて論点整理がされ、各パネラーから報告がありました。林氏は経費節減型の議会で負の連鎖になっているのでないか、二元代表制をもっと生かす議会になるべきである。首長が変わっても市民の生活はあまり変わらない。
穂坂氏は、権限の再認識をするべき、政策提言を行うべき、市の認識をすべきである。土山氏は、法定事務について検証をするべきで無限の課題でもある。
城本氏市民から遠い存在になっているのでないか、市民に見えるようにする、多様な問題にも対応をする。住民との合意もまた、事によってはやめることを説明し納得してもらうことも必要。まだまだ議会だよりは報告の議会だよりになっている、政策を知らせる、提案をするなどが必要。
則武氏は、オール議会力が必要、会派等はあるが、議会として課題に対応をしていく、住民に知らせて意見を聞き反映させる。