沖縄研修報告

2016年2月5日22:34:25

中部広域市町村圏事務組合にへ基金を活用した地域振興事業について研修

広域圏は「うるま市、沖縄市、宜野湾市、西原町、北谷町、嘉手納町、北中城村、中城村、読谷村、」の3市3町3村で行っています。面積は261.7K㎡(内63.39K㎡は米施設)48万6千人余りの人口です。ふるさと市町村基金の活用の事業は14事業に取り組んでいます。事業の事業費は基金10億円の資産運用を行い、その運用利益約2,200万円で行っているとのことで、私たちの組合もリスクを最小限度にどう考えるか、課題をいただきました。中部組合は、圏内の職員研修や山形県最上地域の子供たちとの交流、おきなわマラソン開催事業など行っているが、私は貴重な事業だと思った「島クトゥバし語やびら大会補助事業」をしています。地域の古から使われてきている生活の中での言葉を残していく大会を行っていることです。そのほかにそれぞれの市町村においてのイベントなどにも補助をしていました。

沖縄県社会福祉事業団(社会福祉法人)の名護厚生園は昭和44年に琉球政府の基に養護老人ホームと特別養護老人ホームとして設立され、復帰後県立として運営を行っていたが、平成元年に事業団に運営を委託され現在に至っているが、全施設12施設を運営しています。養護老人ホームの入所者数が近年、定員62.3%で経営が厳しくなってきているとの話でありました。

比謝川行政事務組合(嘉手納町・北谷町・読谷村)でニライ消防本部は構成されている。今回、消防デジタル無線になることも踏まえて、沖縄県消防広域化を目指して進めてきたが一本化できず、離島を含む26市町村で、今年の5月のデジタル無線になるまでに取り組んでいくとのことで、ニライ消防本部に消防指令センターを置いて取り組んでいる施設を見せていただきました。市町村で取り組むと費用面でも93億必要と試算され、最終的に約40億で済んだとのことです。現在取り組んでいっているのが、離島において119番をかけることに対しての研修をしているとのことでありました。(今までは役場に連絡し火事・怪我・病気を伝えて職員がそれぞれの事において連絡をして処理をしていたとのこと)