2016年2月9日23:10:54
8日と9日にかけて福祉の観点から、高知県梼原町といの町へ「過疎地有償運送」について研修をしてきました。現在は「公共交通空白地有償運送事業」として一日目梼原町は人口3,875人で65歳以上は40.5%である町、事業を取り組んでいるのは梼原町の6地区ある中の2地区が行っています。平成23年4月から「特定非営利活動法人 絆」が設立され4月下旬に運輸局に登録し、5月から事業の開始した。利用者は登録され運輸局に届ける。利用者を乗せる車については、個人の自家用車で行う、登録制。利用料金は地区内は300円、地区から町の中心地1,000円と1,500円の区域を設けている。どちらも片道運賃であり事前予約が必要。運転手については基本的にボランティア意識としての料金(運賃の8割が入る)2割については法人に入る。利用者は昨年で1,056人で一日平均2.8人。
いの町は、社会福祉法人 いの町社会福祉協議会が取り組んでいる。いの町は人口25,062人で本川地区が取り組んでいる、地域の人口は563人で高齢化率は51.1%である。平成22年12月から協議会を進め、平成23年6月から事業開始し、利用者は登録制で地区内の住民と親族、登録については、年会費(毎年)一人につき1,000円、利用料は6キロまで500円で1キロごとに100円加算し待機時間については30分毎に100円必要、運転者には利用料金の85%が入り15%は社協に入る。いの町の登録者は64人で27年度は83回の利用である。両町の利用料金についてはタクシー料金の半額ぐらいでの運行である。
今後、取り組むとすればバス会社・タクシー会社等と協議を重ねて進めていかなければならないし、地域内の協力も必要と考える。