2014年11月15日10:56:43
11月12日~14日にかけての2泊3日の「第19回清渓セミナー」に参加しました、今回は全国から130名余りの方が出席をしていました。第1講座として「増田寛也氏」の「ストップ少子化・地方元気戦略」を講義テーマとして講演をしてくれました。
日本創生会議が2040年に全国の896の市区町村が「消滅可能性都市」に該当、そのうち523市区町村が1万人未満にになり消滅の可能性がさらに高くなることを発表されたことで、どの様に街を作っていけば、減るスピードを落とせるかの話がありました。50ページからの資料を出しての説明でした。要約すると、1地方への新しい人の流れをつくる。2地方に仕事を作り、安心して働けるようにする。3若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。4時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守る。5地域と地域を連携する。
第2講座として「内山道雄氏」の「地域再生(離島から)への挑戦」をテーマに講演をしてくれました。内山氏は島根県隠岐郡海士町の町長をしています。増田氏の講演の後での海士町のまちの経営を講話で「自立・挑戦・交流」で人と自然が輝き続ける島にのサブテーマ
昭和25年に7000人の人口が平成22年で2300人ほどになり、高校卒業後はほとんどの子どもが島外にでて、子どもが生まれるのは10人前後であったのが、今は15人ぐらいになってきているとの話でした。生き残っていくために、行政改革を徹底して行った。島に雇用の場を増やさない限り駄目である考えから中長期的な計画を行い、その中で生まれてきたのが「さざえカレー」「いわがき春香」「活いか」等、第1次産業を中心に6次化を目指して頑張ってきたことで、雇用増えたことで若者が返ってきている。「ひとづくり・人間力・地域力」を原点に考えることでまちづくりは出来るとの話でありました。