清渓セミナー3

2014年11月18日22:27:02

野田第6講座は岩手県釜石市市長「野田武則氏」の「復興に向けて」と題して講演をいただきました。3/11から三年八か月立った現状の報告を受け、発生から3日程度で様々な問題が起きたが、大きな災害が起きた時の計画の中に何か所かの遺体安置所を考えておくべき。

地域によって違いはあるが遡上高の想定は最大で10mをしていたが、約11mから約28mに達したとのことでありました。

反省と教訓は、過去の大津波警報発令による慣れで、津波に襲われるとは思わなかった44%、避難必要ない29.4%で想定区域外で多くの犠牲者が出た。

防災センターが津波の一時避難所である認識をしたことで犠牲者も多く出た。

防災教育の重要性を再認識させられた。子供の命を守った「3つの教え」1 想定を信じるな、2 どんな時も最善を尽くす、3 率先避難者になる

大きな課題は、制度の壁?財源の壁・専門的人材の不足(緊急時による決断は法律や組織ではできない。被災者の対応等の活動を展開をして行かなければならないのに国との協議に時間と労力を費やした。規制と金の調整に8割方とられる感覚であった。

今後の災害のために考えておくこと。

最悪シナリオ、自治事務まで国が代行の積極支援、国支援策とスケジュールの見える化、本部の早期立ち上げと現地での設置、住民自身の責務を取り上げていくべき、交付金の自由度を高める必要、基金の設置。

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